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新システム反対のアピール ここから

保育園を取巻く問題新システムの最新情報

このページでは、新システムの最新情報をお伝えしていきます。

8月6日付「読売新聞」 ( 全国版 ) に、意見広告
「新システムでは子どもは守れない。 新システムで保育制度が変えられようとしています」
が掲載されています。

子ども・子育て新システムってなに?

子ども・子育て新システムとは、幼稚園と保育園を一体化するなど、
主に乳幼児期の子ども関連の国の施策や補助金を一元化するとして、
政府が提起した制度「改革」案です。

最近、「中間とりまとめ」が公表され、2013年度から新制度を実施するとしていますが、
改革に必要な財源が明示されていないことなどから、
保護者や保育園・幼稚園関係者に大きな不安が広がっています。

新システムのなにが問題?

新システムは、保育園の設置、入所、保育の内容・水準に関する
国・自治体の責任をあいまいにし、利用者が事業者と直接契約しないと
利用できない仕組みに変え、保育を市場化するものです。

権威ある国際機関の調査報告 ( OECD保育白書 ) は、
新システムにおいて導入されようとしている利用料補助方式を採用した大多数の国々で、
公的な規制が弱まり国全体の保育の質が低下したと警告しています。

では、どうすればいいの?

十分な検討もなく新システム・幼保一体化で制度を変えてしまえば、混乱は必至です。

いま必要なのは、
被災地の保育園・幼稚園の復旧、大都市部で深刻な保育園の待機児童の解消です。

そのために、国と自治体が十分な財政措置などを行い、
質を確保した施設を計画的の増設することが求められます。

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